患者さんにとってより安全で清潔な治療環境を提供するために、
ユアデンタルオフィスでは「オゾン水除菌システムCube 2+」を導入しています。
オゾン水とは?
オゾンは酸素分子と酸素原子から出来ています。
O2+O=O3(オゾン)
特殊な技術によりオゾンガスを水に溶かしたものをオゾン水といいます。
オゾン水の強力な除菌効果
オゾン水はアルコールと比較して高い除菌力が期待されており、オゾン濃度が1.0ppm以上のオゾン水は、さまざまな細菌やウイルスに対して効果があるとされています。
強力な除菌作用があるため、清潔な環境の維持に役立つことが期待されています。
また、日本では水道水の殺菌に塩素が多く使用されていますが、塩素の匂いや残留が問題となることがあり、ヨーロッパではオゾン処理が広く採用されています。
オゾン水のメリット
ノロウイルスやロタウイルスにも効果が期待できる
研究によると、ノロウイルスやロタウイルスなどの一部のウイルスに対しても、その酸化作用によって効果を発揮する可能性があるとされています。
※ただし、オゾン水の効果はウイルスの種類や濃度、接触時間などの条件によって異なり、すべてのケースで同じ結果が得られるわけではありません。
耐性菌を発生させるリスクが低い
オゾン水による除菌は、耐性菌を発生させるリスクが低いと考えられています。これは、オゾンが酸化によって細菌やウイルスの細胞を物理的に破壊するため、従来の抗生物質が効きにくくなる「耐性菌」を生じにくいとされているためです。
オゾン水のデメリット
作り置きができない
生成されたオゾン水は時間の経過とともに効果が減少するため、作成後すぐの使用が推奨されています。
そのため、使用時には新鮮なオゾン水を準備することが大切です。
気体のオゾンは毒性がある
高濃度の気体オゾンは、適切に管理されないと人体に影響を与える可能性があるため、使用には適切な濃度の管理が重要です。
治療の際に口をすすぐ水もオゾン水!
ユアデンタルオフィスでは、オゾン水除菌システムCube 2+を導入しています。
- 治療を受ける患者さんが口をゆすぐ時の水
- 歯を削る機器から出る水
- 歯石を除去する機器から出る水
- 診療器具を洗浄するときの水
など、治療に関わる「水」がオゾン水(1.2ppm前後)になっています。
オゾン水で口をすすぐことは、口内の衛生を保つための方法の一つとして注目されています。
また、歯周病予防に役立つ可能性もあると考えられています。
化学物質を含まない
オゾン水は自然に水と酸素に戻るため、環境への負荷が少ないとされています。
また、適正な濃度で使用すれば人体への影響も少なく、安全性が期待されています。
そのため、アレルギーのリスクが低いと考えられ、肌が敏感な方にも使用しやすいと言われています。